1997年8月、第7回「全日本国民的美少女コンテスト」。当時まだ小学6年生だった上戸彩は、母親の友人が応募したことをきっかけにステージへ立った。無邪気さと大人びた憂いを同居させた少女は、見事に審査員特別賞を受賞。ここから、芸能事務所オスカープロモーションの看板を背負うシンデレラストーリーの幕が開く。
アイドルグループ「Z-1」としての活動を経て、彼女の存在感は瞬く間に業界関係者の目を引くこととなった。いわゆる“作られたアイドル”とは一線を画す、飾らない素顔と圧倒的な度胸。カメラの前に立った瞬間に放たれる天性の求心力は、すでに同年代のタレントの追随を許さないものがあった。