家庭で購入される米の包装形態は1kgだけでなく、5kgや10kgが主流です。さらに、近年のタイパ需要で定着した「無洗米」や、健康志向層から支持を集める「玄米」では、粒の密度や吸水率が異なるため、同じ1キロでも炊き上がりの分量が変わってきます。
白米・無洗米・玄米の違い、ならびに重量ごとの換算データを比較表に整理しました。
表から読み取れる通り、米5キロは何合かといえば「約33.3合」、米10キロは何合かといえば「約66.7合」となります。
ここで特筆すべきは無洗米1キロは何合かという点です。無洗米は通常の精白米の表面に残っている「肌糠(はだぬか)」を工場であらかじめ除去しています。そのため、同じ計量カップ1杯(180cc)に注いだ場合、糠の厚みがないぶん米粒同士が隙間なくみっちりと詰まり、1合あたりの重量が約158gに増加します。結果として、1000gを158gで割ると約6.3合となり、白米よりも合数自体の数値は少なくなります。ただし、1粒あたりの純粋な可食部が多いため、炊き上がり後の重量は白米と同等以上に膨らみます。
また、精米と玄米の違いも見落とせません。玄米は糠層が水を弾きやすいため、吸水倍率が白米(約2.2〜2.3倍)よりも低い約1.8倍〜2.0倍にとどまります。同じ1キロを炊いても、ご飯としての仕上がり重量は玄米のほうが200〜300gほど軽くなる点に注意が必要です。