深夜にラーメンを食べるという行為には、常に微かな罪悪感がつきまとう。翌朝の胃もたれや体重計の数字を思い浮かべ、躊躇する瞬間が誰にでもあるはずだ。だが、その躊躇を飛び越えてスープをすすった瞬間、罪悪感は至高のスパイスへと反転する。
ネオンが滲む夜の帳の中で、湯気を上げる熱い丼と対峙する。スープを一口、麺を一啜り。ただそれだけで、張り詰めていた神経がじんわりと解けていく。今夜、もしあなたの足がふと深夜営業の看板の前で止まったなら、迷わず暖簾をくぐってほしい。そこに待っているのは、夜明け前の街でしか出会えない、魂を震わせる究極の慰めなのだから。 (出典: ラーメン 深夜(Yahoo!ニュース))
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