かつて閉ざされた軍事空間と捉えられがちだった駐屯地の日常は、メディアの進化とともに透明性を高めている。NHKプラスなどの見逃し配信で話題を呼ぶ軍事・基地報道ドキュメンタリーでは、最前線で国防の任務に就く隊員たちの素顔や、災害派遣に向けた過酷な訓練風景が克明に描かれ、視聴者に強い印象を与えた。
防衛省自身も広報戦略を刷新しており、YouTube(防衛省・自衛隊公式チャンネル)では部隊の即応訓練の様子や最新装備の解説動画が定期的に公開されている。厳格な入門規制を保ちつつも、デジタル空間を通じて活動の意義を社会へ広く発信する柔軟な姿勢が、国民の信頼感を支えている。