最終話の放送直前に現実で起きた事件の影響を受け、放送が急遽中止された出来事は伝説として語り継がれている。代替映像として流された環境映像のボートの映像に対し、海外の掲示板で投稿された「Nice boat.」というフレーズは瞬く間にネットスラングとして世界中に広がった。インターネット黎明期におけるミームの広がりを象徴する出来事だ。
この騒動は、作品そのものの認知度を飛躍的に高めただけでなく、放送規制や自主規制といった課題をアニメ産業全体に突きつける契機となった。TV放送の限界とネット配信時代の到来を予見させるようなこのエピソードは、コンテンツの受容と展開のあり方を大きく変えるエポックメイクな出来事であった。