Q1:共通テストの得点率が5割を切っていても、受かる国公立大学はありますか?
A1:個別試験(2次試験)の配点比率が高い大学や、数学・理科などに極端な傾斜配点をかけている学科であれば合格可能です。例えば、北見工業大学や室蘭工業大学の前期日程では、共通テスト48%〜49%程度からでも2次試験の数学等で合格者平均点を確保して逆転合格する実例が毎年確認されています。ただし、5教科総合で40%前半を下回ると、配点工夫を用いても足切りや絶対的得点不足で合格は極めて困難になります。
Q2:「国公立のFラン」に入ると就活で学歴フィルターに引っかかりますか?
A2:理系であれば、学歴フィルターで機械的に落とされるケースは極めて稀です。メーカーの技術職採用では国立大学の単位取得の厳格さが信用されているためです。一方、文系職種(特に全国転勤前提の大手損保・商社・メガバンク等)では、学歴フィルター自体は突破できても、面接段階で都市部難関私大生とのディベート力や行動実績の差でふるい落とされる現実があります。地方公務員や地元インフラ就職であれば全く問題ありません。
Q3:2科目や3科目だけで受験できる国公立大学は、入学後に苦労しませんか?
A3:科目数を絞って入学した場合、特に理系学部では高校数学Ⅲや物理・化学の未履修による「入学後の授業落ちこぼれ」が深刻な課題となっています。大学側も補習授業(リメディアル教育)を用意していますが、入学までの2〜3ヶ月間に不足している基礎科目を独学で補う覚悟が必須です。文系学部(経済・地域系)の場合は、高校数学の基礎さえ押さえておけば入学後に致命的な支障をきたすケースは少ないと言えます。