「島根の空港はどちらが便利なのか」という疑問に対する明確な答えは、「旅の主目的地が東部・西部・離島のどこにあるか」によって決まります。島根県は東西の移動だけで車で約3時間半から4時間かかるため、空港選びを誤ると現地での貴重な滞在時間を移動だけで浪費することになりかねません。
各空港のターゲットエリアと基本特性は以下の通り明確に分かれています。
出雲縁結び空港(出雲空港)は、出雲大社、松江市、玉造温泉、足立美術館(安来市)などを目指す山陰観光の王道ゲートウェイです。羽田、伊丹、福岡、名古屋(小牧・中部)、静岡、仙台など全国主要都市からの直行便が最も充実しており、便数の多さとアクセスの良さで圧倒的な利便性を誇ります。
一方、島根県西部に位置する萩・石見空港(石見空港)は、津和野や益田、浜田、さらには山口県の萩エリアを目指す場合に絶大な威力を発揮します。出雲空港から津和野までは車で2時間半以上かかりますが、萩・石見空港からなら約1時間で直行できます。
そして日本海に浮かぶ隠岐諸島へダイレクトに向かうなら、島後(隠岐の島町)に位置する隠岐世界ジオパーク空港(隠岐空港)一択です。本土からのフェリー移動(約2時間半)を大幅にショートカットし、羽田や伊丹からの乗り継ぎ便で効率よく大自然へアクセスできます。