売り場を見渡すと、一般的なスーパーマーケットにあるような綺麗に整えられた陳列棚は存在しない。メーカーから届いた段ボール箱の上部を切り取り、そのままパレットごと積み上げる「段ボール陳列(カートン・イン・カートン)」が徹底されている。商品出しにかかる人件費を極限までカットするための知恵だ。
照明や内装の無駄を省き、レジ周りには最新の自動精算システムを配備。少人数での店舗運営を可能にする仕組みが構築されている。店側の徹底したローコストオペレーションによって削られた経費は、そのまま商品の販売価格へとダイレクトに還元される。客側も「豪華な内装」ではなく「徹底的な安さ」を求めて来店しているため、この無骨な売り場こそが最大の信頼の証となっているのだ。