生姜焼きの名脇役である玉ねぎは、豚肉と一緒にフライパンへ放り込んで炒めると失敗の原因になります。玉ねぎから水分が出て肉が水っぽくなったり、逆に肉に火が通り過ぎて固くなったりするためです。
あさイチ流のスマートな調理法では、「玉ねぎを先に炒めて旨味のベースを作る」手法が推奨されています。
繊維に沿って5ミリ幅程度にスライスした玉ねぎを、中火でしんなりとし、端がほんのりキツネ色になるまでじっくり炒めます。玉ねぎの甘みを極限まで引き出したらいったん別皿に取り出すか、フライパンの端に寄せて空いたスペースで豚肉を焼きます。最後にタレを絡める段階で玉ねぎを全体に合流させれば、シャキッとした食感を残しながら、豚肉の脂とタレが染み込んだ至極の付け合わせが完成します。