売り場の空気感は時期によって一変する。現在迎えている2026年春の決算セールは、年間を通しても最大級の価格破壊が起きるビッグウェーブだ。各社が前年以上の売上目標を達成しようと必死になるこの時期、店舗側には「多少利益率を削ってでも数を売りたい」という強い心理が働く。
とりわけ冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった白物家電は、春の新生活需要に合わせて旧モデルの棚卸しと新モデルの投入が重なるタイミング。型落ちとなった高性能モデルは値引きの幅が非常に大きく、提示価格からさらに一歩踏み込んだ提示を引き出しやすい。家電量販店業界の市場動向を見極め、店舗側の「売り切りたい事情」に寄り添うことが最大の狙い目となる。