後上翔太さんを語るうえで欠かせないのが、歌謡界でも類を見ない高学歴からの転身劇です。東京都内の名門進学校である桐蔭学園高等学校を卒業後、難関私立大学として知られる東京理科大学 工学部へ進学しました。
将来を有望視されていた理系エリート学生の人生が大きく変わったのは、就職活動を控えた大学4年生の時期でした。当時、戦隊ヒーロー出身俳優たちを集めて新グループ「純烈」の結成を画策していた酒井一圭さんと共通の知人を介して運命的な出会いを果たします。
芸能経験が一切なかった後上さんに対し、酒井さんは「一緒に紅白歌合戦を目指さないか」と直談判。当時はまだ売れる保証などどこにもない無名のグループでしたが、酒井さんの圧倒的な熱量とビジョンに心を動かされた後上さんは、卒業まで残りわずかだった東京理科大学の中退を決断し、純烈の初期メンバーとして合流しました。安定した将来を手放して未知の世界へ飛び込んだこの覚悟こそが、現在の後上さんの芯の強さを形作っています。