埼玉県加須市に拠点を置く松勘工業の剣道用品は、明治35年(1902年)の創業以来、日本の武道文化を道具の面から支え続けてきました。埼玉の伝統産業である武州正藍染の道着や袴において培われた染色・製織技術は、現在も松勘のアイデンティティとして深く息づいています。
松勘が他社と一線を画すのは、古典的な伝統美を厳格に守りながらも、現場の剣士が抱える切実な悩みにいち早く応える革新性を併せ持っている点です。「重い・乾かない・臭う」という従来の剣道用具の課題に対し、機能性ポリエステルや抗菌消臭技術をいち早く導入。伝統と実用性を両立させたモノづくりが、学生からトップ選手、高段者審査に挑む剣士にまで愛用される決定的な理由となっています。