ここ数ヶ月、ソーシャルメディアを賑わせているのが、席の長時間利用に端を発したトラブルだ。発端となったのは、とある個人経営店の店主が投稿した「ブレンド1杯で4時間以上PC作業を続ける客に退店をお願いしたところ、逆ギレされた」という告発ポストだった。この投稿は瞬く間に拡散され、ネット上で大規模な炎上へと発展した。
事態の経緯解説を掘り下げると、背景には深刻な客席回転率の悪化がある。客単価500円前後の注文で半日近くテーブルを占有されると、次に来店した客を案内できず、店側の死活問題に直結する。「作業スペース代も含めた価格設定ではない」と主張する店側に対し、一部の利用者からは「空席があるなら問題ないはずだ」と反発の声が上がり、マナーと営業権をめぐる議論は平行線をたどった。