配列の法則は存在しないものの、現場のオペレーションに起因する「物理的な傾向」はごく一部に存在する。これを理解しておくことは、無謀な浪費を防ぐ上で実利的な防衛策となる。
最大のリスクは、ホッパー内のカプセル残数が残りわずか(3〜5個程度)になった状態でのプレイだ。この状態では撹拌によるランダム性が消失し、見えているカプセルがそのまま落ちてくる可能性が極めて高くなる。もしその残り数個が「人気のない共通枠」ばかりであった場合、何度回しても目当てのレアは排出されない。
逆に、完全に空になった状態から新品の1袋を目の前で補充した直後の場合、その袋の中に「レアが1個しか入っていないアソート」であれば、誰かがその1個を引いた時点で、その筐体内のレア残数は文字通り「ゼロ」になる。配列は読めなくとも、「残弾の中に目当ての景品がまだ物理的に存在しているか否か」という確率の母集団を見極める視点こそが、現場における最も重要なファクトとなる。