「手先が不器用だから波打つような綺麗なドレープにならないのでは」と心配する声をよく耳にします。しかし、フリルリボン作りで失敗する原因のほとんどは技術不足ではなく、「リボンの長さの計算ミス」と「ギャザー幅のばらつき」にあります。
綺麗なフリルを作るための鉄則は、仕上がり寸法の約2倍〜2.5倍の長さのリボンを用意することです。例えば、直径7cmの缶バッジ用ロゼットの周りにフリルを付ける場合、仕上がり外周は約25cm〜30cmとなるため、元のリボンは60cm〜75cm程度必要になります。この比率を守るだけで、フリルが突っ張ったりスカスカになったりする失敗を根本から防げます。
また、リボンの端処理を最初に行うことも重要なポイントです。リボンを切った直後にライターの青い炎で軽く炙る「ヒートカット」を施すか、ほつれ止め液を塗布しておくことで、作業中に端から糸がほつれてフリルの形が崩れるのを防ぐことができます。