バブみとは何か?誤用が広まる衝撃の逆転現象と本当の意味を完全解説

バブみとは何か?誤用が広まる衝撃の逆転現象と本当の意味を完全解説

バブみとは何か?誤用が広まる衝撃の逆転現象と本当の意味を完全解説に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご覧ください。

「バブみ」というスラングを巡る最大の論点は、原義と現在の用法における劇的な逆転現象にあります。検索エンジンやSNSのタイムラインを見渡すと、多くの利用者が「赤ちゃんのような可愛らしさ」という意味でこの語を消費していますが、言語社会学的な観点から言えば、これは一種の歴史的誤用が定着した結果です。

もともと2010年代前半のサブカルチャーコミュニティで生まれた本来の定義は、「自分よりも年下の少女や年下のキャラクターに対して、圧倒的な母性や包容力を感じること」でした。つまり、相手が「母親」であり、自分自身が「甘える赤子」の立場になるという精神構造を表現した言葉だったのです。

しかし、言葉がX(旧Twitter)をはじめとする一般のSNS層へ拡散するにつれ、接頭辞の「バブ(赤ちゃんの泣き声や喃語)」という強烈な語感から、「相手に赤ちゃんのような幼児性を感じる=バブみ」という解釈が爆発的に広まりました。三省堂が毎年選定する「今年の新語2017」では第6位にランクインしましたが、当時の選考委員会でもこの意味の変遷と逆転について詳細な言及がなされています。

現在では「推しがバブい(=あどけなくて愛らしい)」という使い方が過半数を占める一方で、本来の「相手に母性を感じる」意味で使い続けている層も根強く存在します。文脈を読み違えると、「赤ちゃん扱いしているのか」「それとも母親のように慕っているのか」で全く異なるメッセージとして伝わってしまうため、注意が必要です。

吉田 誠
Author

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。