メインキャストがどのように選ばれ、キャスティングされているのかは、エンタメのジャンルによってプロセスが大きく異なります。
【映画・テレビドラマのキャスティング】
商業映画や地上波のGP帯(ゴールデン・プライム帯)ドラマでは、企画立案の段階で主演および2番手・3番手、トメクラスのキャストに直接オファー(一本釣り)が出されるケースが主流です。原作者の意向、監督の作家性、スポンサー受け、さらに配信市場での海外波及力やSNSフォロワー数などの影響力が総合的に審査されます。一方、学園モノの生徒役や若手メインキャスト枠では、演技力と将来性を見極める大規模オーディションが実施されます。
【アニメにおける声優の選考】
アニメのメインキャスト選考は、音響監督や監督、原作者、プロデューサーが審査する「オーディション」が基本です。まず事務所所属の声優からテープ(ボイスサンプル)を募る第1次審査を行い、絞り込まれた候補者がスタジオでの掛け合い審査に進みます。声質がキャラクターイメージに合致しているかはもちろん、アドリブ力や長期間の収録に耐えうる演技の引き出しが厳密にチェックされます。
【舞台・2.5次元作品の発表事情】
舞台作品の場合、座長(主演)や主要登場人物は実績ある実力派俳優にオファーされる一方、若手俳優の発掘を兼ねた実技オーディション(歌唱・ダンス・殺陣・芝居)も盛んです。メインキャスト発表のプレスリリースは舞台ファンにとって最大の関心事であり、ビジュアル解禁とともにSNSで大きなトレンドを形成します。