バースという存在を語る上で欠かせないのが、装着者たちのドラマだ。破天荒でありながら深い包容力を持つ元医師・伊達明。そして、泥臭い努力を重ねてその背中を追い続けた後藤慎太郎。二人の生き様が、この重武装システムに熱い血を通わせた。
この重装甲フォームへの変身は、単なる能力アップではない。リスクを恐れず前に踏み出す覚悟の象徴だった。メダルの消費量という現実的な制約と戦いながら、泥まみれになって街を守る姿。CG全盛の時代にあって、着ぐるみと実物大プロップの質感が醸し出す無骨なリアリティこそが、現代のファンを魅了し続ける源泉と言える。