都市伝説か、確率の悪戯か? 2026年に読み解く「デスブログ」騒動とネット社会の影

都市伝説か、確率の悪戯か? 2026年に読み解く「デスブログ」騒動とネット社会の影

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だが、冷静な統計学的視点に立てば、この現象の真相はきわめて明快だ。当時の東原亜希さんはトップモデルであり、人気タレントとして日々の出来事やライフスタイル、購入した商品などを頻繁にブログに投稿していた。年間数百本から数千本におよぶ投稿を行っていれば、その中のいくつかが後から社会的ニュースやトラブルと結びつくのは確率論的に当然の帰結である。

心理学でいう「確証バイアス」がここに強く作用した。人々は「ブログに書かれた後に起きた不幸」だけを記憶に強く焼き付け、「何事も起きなかった日常の投稿」は無意識に忘却する。さらにネットユーザーがこじつけや後付けの理由を発見して拡散することで、「呪われたブログ」という壮大なストーリーが補強されていったのである。

林 結菜
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林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。