二代目麻宮サキを演じた南野陽子は、本作への出演をきっかけに一躍トップアイドルへと駆け上がった。しかし、その輝かしいブレイクの裏には、過酷を極めた撮影現場での闘いがあった。
当時まだ新人女優だった彼女は、連日の過密スケジュールと激しいアクション撮影に直面。特に物語前半で装着していた鉄仮面の小道具は予想以上に重量があり、長時間の装着は皮膚に跡が残るほどハードなものだった。さらに、土佐弁の荒々しいセリフ回しに戸惑いながらも役作りを徹底。重みのあるダイキャスト製のヨーヨーを指に挟み、何度も突き出すアクションは、指の関節を痛めながらの必死の演技だった。そうした現場の熱量が画面越しに伝わったからこそ、視聴者の心を揺さぶるリアルな緊迫感が生まれたのである。