文房具店やオンラインショップで最も広い売り場を占めるB5ルーズリーフの正式な寸法は、横182mm × 縦257mm(JIS規格・B5判)です。これは一般的なB5判のノートや教科書と完全に同一のサイズであり、日本国内で最も親しまれてきた紙の比率(白銀比:約1対1.414)に基づいています。
そして、B5ルーズリーフを象徴するのが「26穴」という独特の穴数です。なぜ中途半端にも思える26個の穴が空いているのかというと、JIS規格(日本産業規格)によって穴と穴の間隔(ピッチ)が9.5mmと厳格に定められているためです。用紙の縦幅257mmに対して9.5mm間隔で等間隔にパンチングを施すと、上下に適度な余白を残した状態で収まる穴の数がちょうど26個になります。
穴数を多く配置する「多穴式」には明確な実用上のメリットがあります。2穴ファイルのように紙の2箇所だけに負荷が集中しないため、ページのめくりを繰り返しても穴部分が破れにくいという高い耐久性を誇ります。以下のサイズ規格一覧を見ても、各サイズで9.5mmピッチを保ちながら合理的に設計されていることが分かります。
- A4サイズ:210mm × 297mm(30穴)
- B5サイズ:182mm × 257mm(26穴)
- A5サイズ:148mm × 210mm(20穴)
- B6サイズ:128mm × 182mm(18穴)