劇的な交代劇のあと、歴代社長たちはそれぞれの信念に基づいて異なるビジネス領域で存在感を示しています。
穐田誉輝氏:くふうカンパニーを率いる連続起業家・投資家として躍進
クックパッド退任後、自身が立ち上げたトクバイ事業(株式会社ロコガイド)とみんなのウェディングを経営統合し、持株会社「株式会社くふうカンパニー」を設立。代表執行役として暮らしの総合情報インフラを構築しています。さらには金融、不動産、エンターテインメント領域への投資や企業再生を次々と手がけ、日本屈指のディールメーカーとしてその手腕を発揮し続けています。
岩田林平氏:グローバル事業の推進を経て次なるステージへ
8年間にわたり代表執行役を務めた岩田氏は、国内事業の収益を守りながら海外レシピサービスの普及や新規事業の立ち上げに尽力しました。2026年3月の定時株主総会をもって代表執行役を退任し、長年の激務に区切りをつけました。退任後は長年培ったグローバルマネジメントと事業変革の知見を活かし、スタートアップの顧問や戦略アドバイザーとして活動の場を広げています。
佐野陽光氏:8年ぶりの社長復帰と現場主導の構造改革
長らくシンガポールや英国など海外拠点をベースにグローバル事業の研究・開発に専念していた佐野氏は、国内事業の低迷と業績悪化を食い止めるため、2026年3月に代表執行役へ電撃復帰を果たしました。かつて描いた壮大な理想を、厳しい財務規律のもとでどのように再構築するのか、その舵取りに市場の注目が集まっています。