昼下がりの店内に足を踏み入れると、一杯やる客の姿が自然に溶け込んでいる。ここは本格的な江戸前蕎麦を味わえる場所であると同時に、銀座における蕎麦居酒屋の草分け的存在でもある。壁を埋め尽くす100種類以上の手書きメニューは、見ているだけでも胸が高鳴る。
揚げたての天ぷら、季節の野菜料理、旬の鮮魚。居酒屋顔負けのラインナップと手頃な価格帯が、銀座で働くビジネスパーソンや粋な大人たちの憩いの場となっている。気取らず、それでいて妥協のない料理をつまみながら過ごす時間は、都市の喧騒を忘れさせてくれる贅沢な体験だ。