オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?雪道テストで判明した真実

オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?雪道テストで判明した真実

オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?雪道テストで判明した真実の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

過信の危険性とスタッドレスとの決定的な性能差を解き明かす鍵は、最新の実験データにある。「雪道走行性能比較テスト2026」のレポートによると、時速40kmからの氷上制動距離において、オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤに対しておよそ1.5倍から2倍近く制動距離が伸びる結果が記録された。

JAF(日本自動車連盟)が実施している氷上路面テストでも、同様の傾向が顕著に出ている。スタッドレスタイヤのゴムは氷点下でも柔らかさを保ち、微細な気泡やサイプ(細かい溝)が氷の上の水膜を効率よく吸水・排流する構造を持つ。一方で、夏場の高温にも耐えるよう設計された全天候型タイヤのコンパウンドは、氷の上では滑り止め効果を発揮しきれない。非積雪地域での寿命やコスパを気にするあまり過信して雪道へ踏み出すと、後悔するどころでは済まないリスクを背負うことになる。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。