バラエティ番組での強烈なキャラクターに目が行きがちだが、彼の真の骨頂はスポーツ実況にある。とりわけ年末の風物詩である『SASUKE』での実況は、競技者たちの血のにじむような努力とドラマを完璧なワードチョイスで描き出し、高い評価を得ている。
選手一人ひとりの背景や過去データを頭に叩き込み、一瞬のドラマも見逃さない集中力は圧巻だ。絶叫しながらも滑舌は一切乱れず、現場の熱量を正確に茶の間に届ける。エンタメ要素と質の高い実況技術を高次元で融合させるスタイルは、実況アナウンサーの新たな可能性を切り開いたといえる。