「世界一のお騒がせ男」と呼ばれたレミ・ガイヤールは現在、故郷であるフランス南部モンペリエに腰を据え、動物の権利を守る熱狂的なアクティビスト(活動家)として確固たる地位を築いています。かつて街中を混乱に陥れていた過激なドッキリ動画の投稿頻度は激減したものの、その情熱は社会貢献へと完全にシフトしました。
転機となったのは2016年、地元の動物保護シェルター(SPA)で行った前代未聞のライブ配信です。彼は「施設にいる300頭すべての犬猫に引き取り手が見つかるか、寄付金が20万ユーロ(約3,000万円超)集まるまで檻から一歩も出ない」と宣言し、自らを狭い犬用の檻に監禁。87時間に及ぶ密着生中継を敢行しました。
この決死のパフォーマンスは世界中で大反響を呼び、目標額を大きく超える20万ユーロ以上の寄付金を集め、保護動物の多くが新しい家族を見つけるという奇跡的な成果を挙げました。これを機に彼は保護プロジェクト「Anymal」を立ち上げ、現在は動物虐待の告発やシェルターの資金調達イベントの開催、ベジタリアン・ヴィーガンの啓発活動を主導しています。街の嫌われ者から一転、地元を代表する社会運動のリーダーとしてリスペクトを集める日々を送っています。