ニンニク、玉ねぎ、長ネギ、ニラ。これら独特の刺激臭を持つ野菜に含まれる有効成分「アリシン」の即効性は目を見張るものがある。臨床栄養学の最新研究によれば、アリシンは体内に入ると血管を拡張させるシグナル物質の分泌を促し、末梢血管の抵抗を減らして血圧を下げるダイナミックな働きを見せる。
調理上の工夫も重要だ。アリシンは包丁で細かく刻んだり擦り下ろしたりして細胞を破壊し、空気に触れさせることで活性化する。さらに加熱しすぎると有効成分が損なわれるため、短時間で手早く調理するか、生で少量ずつ摂取するのが血管内皮への作用を高める秘訣だ。