和装のお呼ばれで最も迷うのが「どんな着物を着ればいいのか」という点だ。基本のマナーさえ押さえれば、決して難しいものではない。
未婚女性の第一礼装である「振袖」は、披露宴を一気に華やかに彩る強力なアイテムだ。近年では成人式の派手な柄行きとは異なり、淡いトーンやモダンな地模様を生かした「大人の振袖スタイル」が人気を集めている。一方、既婚・未婚を問わず着られる「訪問着」は、友人・同僚から親族まで幅広い立場で活躍する万能選手。肩から裾にかけて絵羽模様(一枚の絵のように繋がった柄)が施されており、華やかさと上品さのバランスが抜群だ。
また、すっきりと洗練された印象を与えたいなら「色無地(紋付き)」もおすすめだ。あえて柄を控えめにし、帯や小物の合わせ方で現代的なエッジを効かせる上級者コーディネートが、今シーズンの隠れたトレンドとなっている。