店舗での成功にとどまらず、中食・内食市場への進出もめざましい。スーパーの棚を覗けば、ストレートタイプの鍋スープやスティック調味料、さらにはスナック菓子やカップ麺まで、赤と黒の象徴的なパッケージがずらりと並ぶ。
自宅で手軽に店舗の味を楽しめる利便性は、ホームパーティー需要や一人鍋需要と見事にかみ合った。家庭で商品を口にした消費者が「店舗で本物の味を食べたい」と感じ、店舗を訪れた客が「家でも再現したい」と小売商品を買う。この相乗効果によるブランドエコシステムの確立が、他社が容易に模倣できない強固なビジネスモデルを構築している。