長年ラミーを愛食してきたファンの間でたびたび話題にのぼるのが、「以前よりも小さくなったのではないか」という疑問です。この印象は単なる体感ではなく、明確なリニューアルの歴史に基づいています。
転換点となったのは2026年秋の大幅リニューアルでした。それまでラミーは、銀紙に包まれた長方形のバータイプ(45g×2本=合計90g)というスタイルを長年維持していました。しかし、2026年の刷新によって「少しずつ食べたい」「開けた後も保存しやすくしてほしい」という消費者のライフスタイル変化に応える形で、スティック状の個包装(26g×3本=合計78g)へと形態が変更されたのです。
この仕様変更により、1箱あたりの総重量は90gから78gへと実質12g(約13%)減少しました。いつでも開けたてのフレッシュな香りとみずみずしさを楽しめるようになった利便性の反面、昔ながらのボリューム感を惜しむ声が上がったのも事実です。
さらに昨今の世界的なカカオ豆の歴史的高騰、砂糖や油脂などの原材料費、包装資材や物流コストの上昇を受け、オープン価格の相場も段階的に改定されてきました。かつて200円前後で購入できた価格帯から、現在では実勢価格で230円〜260円前後へと推移しています。メーカー側もラムレーズンの比率やチョコの配合を磨き上げ、単なるコストカットにとどまらない品質向上を図ることで、大人のプレミアムチョコレートとしての付加価値を高めています。