では、食後に胃腸への負担を最小限に抑えつつリラックスするには、具体的にどう過ごせばよいのだろうか。日々の生活に取り入れやすいステップをまとめた。
理想を言えば、食後30分ほどは消化を助けるために椅子に深く腰掛け、静かに読書や歓談をして過ごすのが望ましい。しかし、体調不良や強い疲労感から横になりたい場合は、以下のポイントを即座に実践してほしい。
まず、枕やクッションを背中の下に挟み、上半身を15度から30度ほど起こした角度を作る。その上で、身体の左側を下にする「左下側臥位」をとる。この2点を組み合わせるだけで、胃酸の物理的な逆流は大幅に軽減される。
また、夕食から就寝までの時間を最低でも3時間確保することも欠かせない。胃の中に食物が残っていない状態で就寝を迎えることが、質の高い睡眠と健康な胃腸環境を保つためのゴールデンルールだ。