「勉強だけの進学校」という固定観念は、長田高校のグラウンドを一目見れば吹き飛ぶ。野球部をはじめ、多くの運動部や文化部が全国レベルあるいは県トップレベルの強豪として知られている。
記憶に新しいのは、2016年の第88回選抜高等学校野球大会への出場だ。文武両道を体現する21世紀枠として甲子園の土を踏んだ姿は、多くの受験生や地域住民に勇気を与えた。限られたグラウンド面積と厳しい練習時間の中で、いかに効率を高めて成果を出すか。部活動で磨かれた時間管理能力と集中力は、そのまま受難を乗り越える受験勉強の粘り強さへと直結している。