不祥事の発覚直後に真っ先に動き出すのが、CM降板劇に伴う莫大な違約金トラブルだ。スポンサー企業や広告代理店からの怒涛のクレームは、タレント個人だけでなく所属事務所の経営基盤すら揺るがす。億単位の損害賠償が発生する中、従来の地上波主導による「記者会見で頭を下げて一定期間自粛する」という復帰モデルは、SNS社会の現代において完全に機能不全に陥った。
こうした閉塞感を打破すべく、水面下で極秘に進行しているのが未発表の復帰プロジェクトである。民放キー局での枠を争うのではなく、最初からネット配信作品での再起を図る大物タレントの動きが目立つ。スポンサーの顔色に左右されない定額制動画配信サービスを舞台に、演技力や個人の露出を高め、実績を再構築する新戦略が業界の主流となりつつある。