専門家が注視するのは、南米プレートの下にナスカプレートが激しく沈み込む複雑な地質構造だ。今回の震源地周辺は、アンデス山脈の隆起に伴う複数の活断層が絡み合う世界有数の巨大地震多発帯として知られている。
コロンビア国立地震研究所(RSNC)の初期解析によれば、今回の揺れは断層が上下方向に大きくずれる内陸直下型特有の波形を示している。震源が浅かったことが、地表付近での激しい揺れを増幅させた主因だと見られる。専門家は今後数日間にわたり、同等規模の大きな余震が発生するリスクを否定できないと警戒感を極限まで高めている。