南米大陸の北西部に位置するコロンビアは、ナスカプレート、南米プレート、カリブプレートという3つの巨大な地殻構造が複雑に押し合い続ける、世界有数の地震多発地帯である。
今回の震源となった断層帯は、数十年間にわたり巨大なひずみを蓄積させていたと研究者は指摘する。アンデス山脈を押し上げるプレートの沈み込み運動が極限状態に達し、一気にエネルギーが放出された形だ。専門家は「今回の巨大エネルギー放出により、隣接する未知の断層帯へストレスが移動した可能性がある」と分析し、今後数週間は同等規模の余震に警戒を怠らないよう呼びかけている。