メジャー特有のタフな移動日程、連日連戦のハードスケジュール。これに打ち勝つために導入されたのが、高度なスポーツサイエンスを取り入れた最新のウェイトトレーニングだ。ただ重いバーベルを持ち上げる古典的な手法ではない。動作解析カメラや筋電図データを駆使し、打撃フォームの出力効率を極限まで高める筋力強化が日々実践されている。
この徹底した肉体改造の狙いは、単なる飛距離アップにとどまらない。162試合におよぶ過酷なペナントレースを負傷なく完走するための「耐久性」の獲得だ。体幹深層筋へのアプローチや関節可動域を保ったまま筋肥大させる高度なメソッドにより、彼はパワーと柔軟性を高次元で両立させている。