インターネット上の掲示板や地域コミュニティでは、県協会の運営方針や大会エントリーに関して誤った認識が散見される。最も多い誤解が「JVAのWEB登録(MRS)で手続きを完了すれば、熊本県のすべての大会に自動的に出場できる」という思い込みだ。
実際には、熊本県バレーボール協会の傘下で行われる大会の多くは、MRS登録とは別に「県協会独自の登録届の郵送」「県指定口座への登録料納付」「大会ごとの参加申込書の期日必着郵送」という三段階のステップを要求する。2026年4月にも登録届の送付先や口座情報が改めて公示された背景には、旧住所や旧指定先へ書類を送ってしまう事務エラーが後を絶たない事情がある。
もう一つの盲点は、指導者ライセンスの更新猶予期間に対する油断だ。「熊本県バレーボール協会 指導者講習会」は毎年定期的に開催されているが、日本スポーツ協会公認指導者資格(コーチ1〜4等)の有効期限は4年であり、規定の義務研修を受講していなければ資格は失効する。春高予選や全国大会に繋がる公式戦のベンチ入り規定では、有効なライセンス保持者の同伴が厳格に義務付けられており、「更新研修を受け忘れてベンチに入れない」という事態が実際に発生している。ネット上の『一度取れば大丈夫』という無責任な言説を鵜呑みにしてはならない。