長年番組の名物企画として親しまれてきた24時間マラソンにも限界説が囁かれている。真夏の猛暑下でタレントを走らせるリスクに対する懸念や、走る理由の薄弱さが指摘されるようになり、以前のような国民的一体感は失われつつある。熱中症対策が叫ばれる昨今、過酷な走量を強制するかのような企画自体が時代錯誤と批判されることも少なくない。
こうした企画の陳腐化はダイレクトに数字へと跳ね返っている。かつては20%を超す高視聴率を連発していたが、近年の視聴率低迷は明白だ。若年層を中心にテレビ離れが進み、ネット配信へとシフトする中で、マスメディアが誇った大型イベントというビジネスモデル自体が曲がり角を迎えている。