最高指導者である習近平氏とロシアの大統領ウラジーミル・プーチン氏の「限界のない協力関係」は、一般市民の目にはどう映っているのか。ビジネス層や都市部の若者の間には、ロシアへの過度な急接近に対する冷ややかな視線と懸念が根強い。欧米の経済制裁の影響が中国経済にまで波及し、自らの雇用や生活を脅かすのではないかという現実的な恐怖があるからだ。
対照的に、地方の年配層や軍事マニアの一部は、プーチン氏の強権的な振る舞いを「米国の覇権に立ち向かう英雄」として称賛する。一枚岩に見える中国社会だが、その足元では世代や経済的階層によって評価が真っ二つに裂けている。