当誌の独占取材に対し、リンク脇で見せた柔らかい表情とは打って変わり、彼女は眼差しを鋭くさせて語り始めた。「今は一投一投の精度はもちろん、チーム全体のエネルギーをどう最高潮に持っていくかに集中しています」。チーム「フォルティウス」のスキルと戦術は、今や成熟の域に達している。司令塔としてスキップの位置に立つ彼女の采配は、単なる氷の読みにとどまらず、試合の流れそのものをコントロールする凄みすら漂う。
2026年の現時点において、彼女の進化は止まらない。相手チームのガードストーンをかい潜る高難度のドローショット、絶妙なウェイトコントロール。どれをとっても世界トップクラスのクオリティだ。「挑戦者としての気持ちを忘れたことはありません」と言い切る言葉には、長年第一線で戦い続けてきたトップアスリートとしての揺るぎない覚悟がにじみ出ていた。