アイドル時代の島崎遥香さんを語る上で欠かせないのが、「塩対応」という言葉を定着させた個性的なスタイルだ。握手会などのイベントで無理に媚びを売らず、自分の気持ちに嘘をつかない立ち振る舞いは、当時のアイドル界において異彩を放っていた。
この媚びない姿勢の根底にも、実家の教育方針が深く関わっている。「自分を偽らなくていい」「ありのままの自分でいなさい」という家庭内での伸びやかな教えが、彼女の芯の強さを形作った。アイドルとしての型にはまらない言動は冷淡さゆえではなく、実家で大切に守られてきた誠実さと自己肯定感の証でもあったのだ。