多ヶ谷亮氏の国会活動における最大の特徴は、実務経験に裏打ちされた計数感覚の鋭さにあります。抽象的なスローガンを叫ぶだけの野党政治家とは異なり、財務省や経済産業省の官僚を相手に、現場の損益計算書(P/L)や資金繰り表(C/F)に基づいた具体的な追及を行うスタイルが定評を得ています。
特に衆議院の財務金融委員会や経済産業委員会において、多ヶ谷氏が執念を燃やして追及してきたのが以下の3点です。
- インボイス制度の即時廃止・見直し:免税事業者であるフリーランスや個人事業主、小規模店舗が直面する事務負担と実質的な大増税の矛盾を、具体的な取引実務を例に挙げて告発。
- 消費税の直接的弊害の暴露:消費税が「預かり金」ではなく事業者の直接的なコスト(付加価値税)として機能し、赤字企業であっても納税義務が課される不条理を数字で論証。
- 一次産業・地方経済の防衛:千葉11区が抱える農業・漁業の衰退に対し、政府による直接補償と手厚い所得補償制度の創設を強く要求。
国会答弁において、官僚が用意した紋切り型の答弁書に対して「実際の現場ではそんな机上の計算通りに価格転嫁はできない」と切り捨てる場面は、YouTubeやSNSの切り抜き動画を通じて数十万回以上再生され、実務層からの共感を広げる原動力となっています。