いくら換気システムを稼働させていても、給気口やフィルターがホコリで目詰まりしていては本来の換気能力を発揮できない。定期的なメンテナンスこそが、完璧なカビ対策を完成させる最後のピースとなる。
お手入れの基本は至ってシンプルだ。1ヶ月に1回程度、フロントパネルのフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取った後にぬるま湯で洗う。この時、完全に乾燥させてから装着することがポイントだ。湿ったまま戻すと雑菌の繁殖原因となる。また、浴室全体の防カビ効果を高めるには、入浴後の「5秒の熱湯シャワー」と「冷水シャワー」の組み合わせが効果的だ。50度以上の熱湯で壁面や床の目に見えないカビ胞子を退治し、最後に冷水で室温を下げる。その上で換気扇を回せば、水滴の蒸発スピードが飛躍的に高まり、カビの発生率をほぼゼロ近くまで抑え込むことが可能になる。