医学的に「尋常性痤瘡」と呼ばれるニキビは、毛穴の詰まりとアクネ菌の増殖によって引き起こされる炎症反応だ。日本皮膚科学会が発行するガイドラインでも早期の適切な処置が推奨されているが、日中の紫外線や外気刺激から患部を守りつつ赤みを覆い隠すアプローチも実用的な選択肢として認知され始めている。
ニキビ肌にメイクを施すことへの懸念として「毛穴が詰まって悪化するのではないか」という声は根強い。しかし、現在のトレンドは炎症を抑える有効成分を配合した薬用化粧品(医薬部外品)のコンシーラーだ。グリチルリチン酸ジカリウムやサリチル酸などが配合された製品を選ぶことで、日中のアクネ菌の活動を抑えながら、視覚的なカバーを両立させることが可能になっている。