元々この言葉は、グリム兄弟による有名なおとぎ話『カエルの王さま』に由来している。童話では嫌悪の対象だったカエルが最終的に美しい王子へと姿を変えるが、現実の現象ではその正反対が起きる。好きだった相手が、自分に好意を持った途端にカエルのように思えてしまうという反転現象だ。
心理学の分野でこの概念を提唱したのが、元・川村学園女子大学教授の藤沢伸介氏である。2004年に日本心理学会で発表された研究報告において、交際成立や相手からの告白をきっかけに好意が嫌悪感へと急速に変化するプロセスの存在が示された。恋愛心理学においては、自己肯定感の低さや、相手を過度にかっこよく理想化してしまう認知のギャップが主要な要因として分析されている。