世界的な指導機関である全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)も、個人の体質や遺伝的傾向に応じたトレーニング設計の重要性を提唱している。ハードゲイナー(筋肉がつきにくい体質)とイージーゲイナー(筋肉がつきやすい体質)では、推奨される総トレーニング量や休息期間が根本的に異なるからだ。
筋肉が発達しやすいタイプの場合、高重量・低回数のトレーニングによって速筋線維をダイレクトに刺激し、十分な回復期間を設けることで最大限の筋肥大を引き出すことができる。一方で、オーバートレーニングに陥りやすい体質の場合は、頻度と強度の綿密なコントロールが不可欠となる。