高橋洋一氏の経歴を振り返ると、大蔵省(現・財務省)入省後、理財局資金企画室長などを歴任し、第1次安倍内閣では内閣参事官として「特別会計改革」や「ふるさと納税」の創設に深く関わった超大物官僚でした。それだけに、2009年の事件は言論人としてのキャリアに対する致命的な打撃と見られていました。
しかし、退職後も著作の執筆や民間シンクタンクでの政策分析を精力的に継続。アベノミクスの理論的支柱としてリフレ派経済学の旗手を務めた実績が評価され、2026年10月には菅義偉内閣において内閣官房参与(経済・財政政策担当)に起用されるという異例の復権を果たしました(※のちにSNS上の発言を巡り参与を退任)。