ワニ山さん人気の再燃を後押ししているのが、近年の動画配信サービスの普及だ。NetflixやABEMAといったプラットフォームでは、『クレヨンしんちゃん』の初期名作アーカイブから劇場版までが世界中で常時配信されている。これにより、かつてリアルタイムでアニメを観ていた世代が大人になって再視聴する「エモ消費」が加速した。
デジタル配信によって、作中でワニ山さんが暴れ回るシュールな夢の回や、チョコビのおまけシールを巡る野原家のドタバタ劇が再び脚光を浴びている。スマートフォン越しに作品に触れた新しい世代の視聴者にとっても、ワニ山さんは単なる懐かしのキャラではなく、洗練された「レトロカワイイ」アイコンとして新鮮に映っているのだ。