グリードアイランド編の序盤から中盤にかけて、ゲーム内のプレイヤーたちをパニックに陥れていた爆破殺人犯「ボマー」。その正体は、最も友好的な攻略組「ハガ組」に潜り込み、5年もの長きにわたって仲間を演じ続けていたゲンスルーでした。
多くのプレイヤーはボマーを「単独の異常者」と予想していましたが、実際にはゲンスルーを中心に、息の合った連携を見せるサブとバラを加えた3人組の組織的犯行だった点が非常に狡猾です。彼らは役割を分担し、情報収集から脅迫、ターゲットの包囲までを完璧なチームワークで遂行していました。
このグリードアイランド編におけるボマーの目的は極めてシンプルかつ強欲なものでした。自力でカードを集めてゲームを正規クリアするのではなく、他プレイヤーが集めた指定ポケットカードを暴力と脅迫で根こそぎ奪い取り、大富豪バッテラが提示した巨額のクリア報酬(数百億円規模)を独占することです。そのためには仲間の命すら躊躇なく踏み台にする冷酷さこそが、ボマーという存在の恐ろしさでした。