店頭でプライスカードを眺めているだけでは見えてこない、売り場の潮目がある。一般的に冷蔵庫や洗濯機といった白物家電の中でも、ルームエアコンは季節変動と新旧交替のサイクルが極めて明快な製品カテゴリだ。
家電公認アドバイザーが口を揃えて指摘する「最安の狙い目」は、年に2回訪れる。まずは10月〜11月。この時期はメーカーの主力であるハイエンドモデルのモデルチェンジ直前にあたる。店頭の旧モデル、いわゆる「型落ち」が一斉に処分価格へ切り替わるタイミングだ。そしてもう一つが、2月〜3月。こちらは普及モデル(標準機)の入れ替え時期であり、さらに家電量販店業界の総決算期と重なる。店舗側もノルマ達成に向けて値引きの懐が格段に深くなるのだ。